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 『イレブンの研究室』の開設に当たって

源流系最高基礎鳩 【源流モンスター号】
昨年の3月に突如、それまで使用していたレンタル掲示板が使用できなくなり、とりあえず応急処置的に現在の掲示板を立ち上げていました。設定の仕方に問題があり過去ログが蓄積しない状態でしたが、対応する余裕がなく、かれこれ1年以上過ぎてしまいました。今回、数日かけて、やっとその修理をして掲示板を正常な状態に戻すことができました。

以前の掲示板の時やこの1年間の掲示板でも、連載だけしてキチンと整理できないままの記事が結構ありました。この『イレブンの研究室』では、そうしたこれまで連載していた記事を編集し直し、整理して読みやすいようにしていく計画です。「スネークパパの掲示板」とは別に編集を進めていく場合もありますので、興味がある方は時々覗くいて見てくださいね。

源流系もこの春、念願の700キロ当日優勝を果たすことができ、系統確立への大きな一歩を記すことができました。ここ数年滞っていた『スネークパパの部屋』での研究も、本格的に進めていける『スネークパパの部屋』のネット体制も、ほぼ、整いましたので、従来に増してレース鳩の研究を進めて参りたいと思っています。

そこで、かつて研究した『イレブン編「ピート・デゥウエールト語録集」』の研究の際に引用した一文をこの部屋の冒頭に書き留めることにしました。この文章は、故関口龍男先生が「愛鳩の友」創刊40周年の際に贈られたメッセージ文です。関口先生がここに記されているレース鳩の研究の精神を大切にし今後の研究の励みにしていきたいと思います。

2018年5月19日 スネークパパの部屋 管理者 イレブン

◇◇◇イレブンへの連絡先◇ メール: hal9000jp@water.ocn.ne.jp ◇◇◇

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◎◎ 創刊40周年を祝して ◎◎  関口龍雄

 40年と言うのは立派な経歴です。戦後わが国にも何誌か、鳩界雑誌が発刊されましたが、その中でも私達が一番期待したのが愛鳩の友でした。はじめは従来の雑誌と変わらないところもあったものの、最近では段々と鳩の宣伝から、学究的な、愛鳩家の研究のためになる記事が出てくるようになってきました。世界に自慢ができる雑誌になると私は評価しています。

レースで1等になった2等になったと言うことも大切ではあろうけれど、その好成績がどこから生まれてきたのかというルーツを探るような記事が出てきたら、それは良いことだしおもしろくなると思います。現在の鳩界は日本ばかりでなく、ヨーロッパでもどこでも、ただ優勝すればよいということが頭にあるせいか“自分の鳩”を持っていない。

鳩の始めは、自分の鳩を作って、飛ばしていたものです。それだから誇りを持って飛ばしていた。現在では、ともすれば、鳩はどうでも、賞に入りさえすればよいのだとばかりに、飛んだ鳩を手に入れて、交配して飛ばす人が多くなってしまいました。こういうことを繰り返していると自分の鳩がなくなっていくのです。つまり雑種です。それが現在ではほとんど主流のようになってしまった。これではいけないと思います。雑種で飛ばすことを繰り返していては、ついには退化してしまうからです。

その一方で、少し飛ぶと○○系とかいって宣伝する人もいます。が、本当の意味で、自分の鳩でないものも多いようです。系統というものは、そう安易には出来ないし、安易に称することは間違いです。

鳩というものは、成績だけにこだわらず、あくまでも自分の鳩を作って飛ばすのが本当であって、それでこそ楽しみがあり、歴史に残る鳩も生まれてくるものです。みな競争に明け暮れて、ほんとの血筋を持った鳩というものをが少なくなりました。

鳩の趣味というものは、きちんとした血筋の鳩を手にして飛ばすものです。それでこそ本当であると私は考えます。

成績にのみ捕らわれると、大筋を見失うことになります。つまり、成績の1等とか2等とかいうのには、いろいろな条件が付帯しているからです。鳩そのものでは、1等の鳩より5等の鳩のほうが遥かによい鳩であるということは、現実によくあることです。運とか気象とか、さまざまな条件の中で賞というものは決まると考えた方が良いのです。

鳩を飼っているのであるならば、賞の優劣より鳩そのものの研究をして、誰が見ても立派だと言う鳩を作ることに力を入れていただきたい。そのためには、もう少し、鳩に対する研究の記事が出てきて欲しいと思います。私達が、戦前、戦後、外国の記事を読んだのは、自分の研究の糧となる記事を読みたかったからでした。また、当時はそうした記事がありましたが、段々と少なくなっていました。

この度、立派な40周年という節目を迎えられた愛鳩の友に望むことは、鳩が好きで、研究している人の参考になる記事を、これからも増やしていって欲しいということです。そうなれば外国の愛鳩家もおそらく喜んで読むと思います。ただ厚ければよいというものではありません。本というものはやはり内容ということです。

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スネークパパの部屋