【新編】 『超長距離時代の群像』
 超長距離時代の群像の連載にあたって イレブン 2008-02-05

このサイトを立ち上げる頃の構想のひとつとして、1970年代前後から始まる超長距離時代に活躍した鳩たちを見れる部屋を作りたいという考えがありました。イレブンは、そのために、当時の鳩界誌をずいぶんと探していましたがなかなか、見つからないでいました。

同じ連合会に、イレブンと同じ時期に再開された方がおられ、その方が持っておられることが分かったのですが、何しろ20年以上前の本で、現在は、蔵の相当奥にしまわれていて出すことが出来ないということで諦めておりました。ところがつい先日、何かの都合で、蔵の中を整理されることとなり、その際、当時の鳩界誌が大量に引き出されたとのことで、その方から早速イレブンに連絡がありました。このことは、まさに、イレブンにとっては、埋蔵されていた宝物の発見のような大朗報です。

今日、早速、それらの本の一部をお借りし、先ほどまで眼を通していました。ウラシマイレブンにとっては、当時の記憶が次々とよみがえり、丁度、タイムスリップしたような感覚で読みふけっていました。

現在、鳩界は、長距離低帰還率という大きなフロックにはまり込んでいるように思います。猛禽類被害の増大、蔓延する病気、日本列島の隅々に張り巡らされた携帯電話電波の受信塔による影響、頻発する地震による磁場変動など、様々な原因が指摘されています。そして、さらに、当時、活躍していたような超長距離鳩の姿もほとんど見ることが出来ないようになっています。

当時活躍していた鳩たちの群像は、現在では、人々の記憶の中におぼろげながら残っているような状態だと思います。しかし、その超長距離鳩たちが、当時多くの超長距離を目指していたレースマンたちの心に、どれほどの熱い情熱と希望のロマンと挑戦の意欲を抱かせてくれたことでしょうか。そのことを思うと、このまま、その数々の銘鳩たちの雄姿が歴史のなかに埋もれてしまうことに、イレブンは、とても申し訳ないような思いになってしまいます。

かつて、日本鳩界に輝かしい栄光の歴史を打ち立てた超長距離鳩たち。

その雄姿は、スネーク直弟子会が今挑もうとしている超長距離の踏破への道程でもきっと何かを語りかけてくれるだろうと思っています。

レースも始まっていますので、ぼちぼちの連載とはなりますが、こんな気持ちから、「イレブン編 超長距離時代の群像」として、これから連載していきたいと思います。そして、この「スネークパパの部屋」にその雄姿を復活させ、いつまでも、その姿を多くの愛鳩家の目に触れることができるようにしてあげたいと思っています。

これからの連載にあたって、もしよろしければ、感想やご意見、登場してくる鳩たちの子孫の活躍の情報等をお知らせくださいね。
 ◎◎◎◎ 「超長距離時代の群像」目次 ◎◎◎◎
第1章 「超長距離時代の群像」 稚内→九州編

■その1 稚内1700キロ【マリア号】
(1)  マリア号の翔歴と血統
(2) マリア号とその時代
■その2 稚内1600キロ【ビービークイン号】
(1) 若きの日のビービークイン号
(2) ビービークイン号の血統図
(3) ビービークイン号の特徴
(4) ビービークイン号の翔歴
■その3 稚内1700キロ 【稚内熊本号】
(1) 稚内熊本号の血統図
  ○ スタッサール系研究
  ○ スタッサール系の代表鳩1
  ○ スタッサール系の代表鳩2
  ○ 銘鳩エピナール号とスタッサール鳩舎
■その4 稚内1700キロ2回 【加川稚内号】の血統図
◎ 稚内1700キロ鳩情報 1
■その5 稚内1700キロ23日目 【77HK5883DC♀】
(1) 77HK5883DC♀の血統図
■その6 稚内1700キロ親子帰還 80EK1838BC♂と81HA1838BC雄

第2章 広島在来系黄金時代 

(1)はじめに
(2)歴史の始まり 
■その1 「銘鳩さる号」と「銘鳩弘前3号」から始まる快進撃
(3)広島在来系の歴史
(4)胎動期
■その1 銘鳩おけさ号と広谷正喜氏
■その2 石田五万系誕生と石田幹夫氏 
◎参考資料 堀場氏と舞鶴号
◎参考資料 細川英次郎氏と銘鳩253号
□ 画像資料編1【フジタ45号】
□ 画像資料編2【30号】
□ 画像資料編3【383193号】
□ 画像資料編4【335310号】
□ 画像資料編5【3770号】
□ 画像資料編6【鳩王号】
その1
その2 ※資料「石田792号のすべて」平野金作記
その3 ※資料「超長距離鳩の鳩体の比較」高野文太郎記
その4 イレブン考察「鳩王号の眼」
■ イレブン考察「超長距離時代と眼の理論」 その1
□ 画像資料編7 【天竜号】
□ 画像資料編8 【65−511579号】
□ 画像資料編9 【法安078号】
□ 画像資料編10【さる7号】
□ 画像資料編11【昇竜2号】
□ 画像資料編12【40−17276】
□ 画像資料編13【竜王号 65−216092】
■ イレブン考察「超長距離時代と眼の理論」 その2
 ○資料:沖縄→葛飾1600キロ鳩
 ○イレブン的私見「よい鳩の3条件長距離鳩の誕生」での発言への考察
 ※考察1 「広島超長距離鳩の秘密は勢山にある」への考察
 ○補足の理論展開 スネークパパ
 ○イレブン的私見「超長距離鳩の絶対的条件」での発言への考察
 ※考察1 最終条件としての眼
 ※考察2 広島の石目理論
 ○伝承秘伝書第1巻(スネークパパ著)における目の理論(眼色に関する理論のみ抜粋)
 ※参考資料【オペル系銘鳩ホワイト・アイ号 】

(5) 第1期黄金時代
■その1「時代の開幕 羽幌〜広島1400キロレース前夜」
○羽幌〜広島 広島の挑戦者は語る「1400キロはきっと成功させる―名誉をかけた5月11日―」

■その2「黄金時代開幕 羽幌〜広島1400キロ鳩の全貌」
○第1弾
・総合1位羽幌→岡山1300キロ【チタ3号】
・総合2位羽幌→呉1400キロ【竜王5号】
・総合3位羽幌→広島1400キロ【羽幌サル号】
・総合4位羽幌→呉1400キロ 【魚見号】
・総合5位羽幌→呉1400キロ 【羽幌ことぶき号】
・総合6位羽幌→岡山1300キロ 【チタ1号】
・総合7位羽幌→呉1400キロ 【66VE8225号】
・総合8位羽幌→岡山1300キロ 【0532号】
・総合9位羽幌→岡山1300キロ 【長春号】
・総合10位羽幌→広島1400キロ 【石田3号】
○第2弾
・総合11位羽幌→岡山1300キロ 【藤戸ヒカリ号】
・総合12位羽幌→岡山1300キロ 【備前羽幌号】
・4日目記録 羽幌→呉1400キロ 【光国4号】
・4日目記録 羽幌→広島1400キロ 【黒竜1号】
・4日目記録 羽幌→広島1400キロ 【6738号】
・4日目記録 羽幌→広島1400キロ 【鳩神クイン号】
・6日目記録 羽幌→広島1400キロ 【鳩神キング号】
・7日目記録 羽幌→広島1400キロ 【1917号】
・9日目記録 羽幌→広島1400キロ 【石亀号】
・羽幌→岡山1300キロ【STUBBORNBOY号】
第3弾
・日鳩・中国支部1位羽幌→広島1400キロ【日新羽幌1号】
・日鳩・中国支部2位羽幌→広島1400キロ【日新羽幌2号】
◎スネークパパ語録「歴史に生き、歴史を作り出すことが、系統確立となる」
◎ 羽幌→広島1400キロ成功の歴史的意味 (イレブン)
■その3「実録 史上初1400キロ成功の全貌」
□資料1「速報、1400キロ成功!!」
◎「速報、1400キロ成功!!」にみる当時の状況 イレブン
□資料2「特別記事=放鳩地をルポする=中国連盟1400キロレースの巻」
◎羽幌放鳩にみる超長距離時代のスピリッツ (イレブン)
・千歳から羽幌までタクシーで・・・中国鳩界人の意気込み
・鳩を大切にする広島スピリッツ
・当時の天気情報収集の苦労…アナログ的手法の的確さ
□資料3「座談会=1400キロ成功を振り返って=」
◎ 1400キロ飛翔超長距離鳩の鳩質 イレブン

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